イベント情報
今から8年前に再会したキハ2号の姿に絶望感いっぱいでした。このまま朽ち果ていく姿にいてもたっていられませんでした。
でも鉄道車両の保存の現状はどこも今も厳しい状況に変りありません。鉄道会社が保有している車両であっても、各地の公園や公共施設に保存されている車両も、その維持メンテナンスに莫大な費用がかかることも否定できない現実の中、今から6年前の2013年有志の素人集団で活動を始めた、キハ2号の救援活動、その主旨に賛同いただいた多くの皆様の支援や応援の輪の広がりによりキハ2号は今奇跡の復活をしようとしています。
現在、旧別府鉄道キハ2号を守る会では5月27日より、7月31日まで旧別府鉄道キハ2号修復支援クラウドファンディング「別府鉄道キハ2号を昭和・平成・令和と3つの時代をつなぐプロジェクト」第三弾を実施中です。
キハ2号は、過去2度のプロジェクトにより、多くの皆様のご支援のおかげで絶望的な劣化の状況を脱することができました。また、見栄えも往年の姿に近づき、美しい姿を取り戻しつつあります。ただ唯一、外観上の見栄えや雨水対策で課題となっていた木製の扉(4枚)の修繕と天井まわりなどの木製の内装の修繕がほとんど手付かずの状況です。今回は皆様からいただいたご支援で、車両の内装工事と木製の扉の修復を行い、復旧作業をさらに前に進あんかめてまいります。第三弾もプロジェクトの成功に向け、応援ならびにご支援をまたよろしくお願いいたします。
なお、木製扉や木製の内装品のための修復費用が今回、予想以上にかかる見込みで資金がまだまだ不足しております。ご支援はあまりご負担にならない3000円からの応援コースからございますので、何卒多くの皆様からのあたたかいご支援を頂ければ幸いです。
また、このキハ2号修復支援クラウドファンディングの終盤時期にあわせて、7月21日(日)「有志でめぐる廃線跡シリーズ 別府鉄道 野口線編」のウオーキングイベントを開催いたします。
このイベントは「有志でめぐる廃線跡シリーズ」主宰の鉄道名物広報マン福原稔浩(ふくはらとしひろ)氏、福田久稔(ふくだひさのり)氏とキハ2号を守る会(弊会)が協働で参加者を募り、別府鉄道の廃線跡(野口線)を歩き、播磨の地域振興を支えた別府鉄道とその親会社現多木化学(多木肥料)様の創業者多木久米次郎様の偉業にふれ、当時の産業振興と地域振興の在り方を学び、現在の鉄道輸送や鉄道遺産保存活動の諸課題解決につながるヒントを得る学習型イベントを多木化学(株)様、学校法人多木学園様のご協力により加古川市別府の多木浜洋館(あかがね御殿)にて開催をさせていただきます。
現在参加者を下記内容で募集中 但し参加費は4000円となっています。
★実施日時 7月21日(日) 12時00分(JR山陽本線加古川駅南口改札)
★募集人員 50名(旧別府鉄道キハ2号を守る会支援者を含みます)
※誠に恐縮ではございますが、中学生以下のお子さまのご参加はできません。
ご参加にはインターネットからの事前申込が必要となっております。お申込の際には
お問い合せ内容にこのひょうごボランタリープラザの記事を読んで等の記載をいただきますようお願いいたします。
お申込はこちらから https://hompo.jp/haisen/?page_id=277
◎ココがポイント!
★廃線跡(松風こみち)を散策
★キハ2号、車内の特別見学と説明(修復の状況をを間近にご覧戴けます。)
★多木化学(別府鉄道の所有会社)創業者(多木久米次郎さま)についてのお話し
★日頃は入館がほとんどできない多木浜洋館(通称あかがね御殿)の見学とトーク&勉強会
★参加記念特製キーホルダ付き
<行程>
加古川駅改札外(12:00)集合→バスまたは徒歩→野口駅跡(松風ギャラリー)→松風こみち散策→円長寺駅跡(キハ2号見学)→松風こみち散策→別府口駅跡→多喜浜洋館見学・勉強会→山陽電鉄別府駅(17:40頃解散)
団体名称 | 旧別府鉄道キハ2号守る会 |
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連絡先 |
〒675-0017
兵庫県加古川市野口町良野413-1
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