イベント情報
阪神・淡路大震災以後、世界各地で様々な大災害が多発する時代を迎えています。大災害は、その都度異なる形で襲ってくることから、これに的確に対応できるよう、全国の自治体職員が、自治体の災害応急対策や復旧・復興への取組などを情報共有しつつ、今後予想される様々な災害への備えについて考える「自治体災害対策全国会議」を開催します。
今回は、長期にわたる火砕流や土石流により地域社会に大きな影響をもたらした雲仙普賢岳噴火災害から31年目を迎えるなか、全国各地で災害が頻発し、新型コロナウイルス感染症による複合災害への備えも必要になるなど、地域防災力を高めることがますます重要になっています。このため、火山災害をはじめとする自然災害による被害の軽減に向けて、自主防災組織の活性化や地区防災計画の作成など、地域と行政が連携した事前減災の効果的な取り組みについて考えます。
【概 要】
1 日 時:令和4年10月26日(水)13:00~18:00
令和4年10月27日(木) 9:30~12:45
2 会 場:島原文化会館(長崎県島原市城内一丁目1177-2)
3 参加費:無料
4 主 催:自治体災害対策全国会議実行委員会(委員長:齋藤元彦 兵庫県知事)
※過去の大災害被災自治体、各全国組織推薦自治体等で構成
5 共 催:島原市、(公財)ひょうご震災記念21世紀研究機構、阪神・淡路大震災記念人と防災未来センター、読売新聞社
6 後 援:全国知事会、全国市長会、全国町村会、指定都市市長会、内閣府政策統括官(防災担当)、消防庁、長崎県、兵庫県、関西広域連合(予定)
7 内 容
■1日目:10月26日(水)
〇基調講演Ⅰ:「火山噴火の特徴と噴火予知の現状を踏まえた火山防災の課題」 (13:15~14:00)
清水 洋 九州大学名誉教授、火山噴火予知連絡会会長
〇基調講演Ⅱ:「地域防災・減災の新展開-まちづくりに防災・減災を織り込む」 (14:00~14:45)
室﨑 益輝 神戸大学名誉教授、兵庫県立大学名誉教授
〇基調報告 :「雲仙普賢岳噴火災害の教訓と地域防災力の向上」 (15:00~15:45)
古川 隆三郎 島原市長
〇現地視察 :雲仙普賢岳定点、雲仙岳災害記念館(がまだすドーム)など (15:45~18:00)
■2日目:10月27日(木)
〇特別報告 :「国の火山防災対策の動向等について」(9:30~10:00)
朝田 将 内閣府政策統括官(防災担当)付参事官
〇パネルディスカッション:「地域コミュニティにおける災害対応力の強化」(10:00~12:00)
座 長:瀧本 浩一 山口大学大学院創成科学研究科准教授、消防庁消防大学校客員教授
報 告:① 柏原 稔 長野県危機管理防災課 火山防災幹
「災害対応ガバナンスと地域防災力強化への取組~長野県庁における災害への備えと対応の10年~」
② 中島 智広 鹿児島市危機管理課長
「鹿児島市の災害対応と地域防災力の強化~桜島大規模噴火に備えて~」
③ 蔭原 政徳 松山市高浜地区自主防災連合会 会長、高浜公民館 館長
「住民主体の自主防災の取り組み」
④ 旭 芳郎 特定非営利活動法人日本防災士会長崎県支部 支部長
「地区防災活動の必要性」
〇総括討議 (12:00~12:45)
五百旗頭 真 ひょうご震災記念21世紀研究機構理事長
室﨑 益輝 神戸大学名誉教授、兵庫県立大学名誉教授
瀧本 浩一 パネルディスカッション座長
8 参加申込み:10月14日(金)までに、E-mail(zenkoku@dri.ne.jp)に下記の内容を記載いただき、申込み願います。
「第11回自治体災害対策全国会議申込」と記載のうえ、
①名前・ふりがな
②所属団体・役職
③参加日(両日とも・1日目・2日目)
④現地視察(1日目15:45~18:00)の参加の有無
⑤連絡先(郵便番号・住所・TEL/FAX・E-mail)
を明記のうえ、お送りください。
【申込み・問い合わせ】
自治体災害対策全国会議実行委員会事務局
((公財)ひょうご震災記念21世紀研究機構 研究戦略センター交流推進課)
〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1丁目5番2号 人と防災未来センター東館6F
TEL:078-262-5713 FAX:078-262-5122
E-mail:zenkoku@dri.ne.jp
団体名称 | 公益財団法人 ひょうご震災記念21世紀研究機構 |
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連絡先 |
〒651-0073
神戸市中央区脇浜海岸通1丁目5番2号 (人と防災未来センター 東館6階) 電話番号078-262-5713 FAX番号:078-262-5122 |
ホームページ | http://www.hemri21.jp/ |