内容

共に生きる・地域で暮らす
～地域で精神障害者を支える医療と福祉(ACT)の取り組みから～

講師　:　高木　俊介　(精神科医　高木クリニック　ACT-K主宰)


住み慣れた我が家、地域での生活はだれもが望む暮らしです。
精神疾患(統合失調症)の患者さんにとってもその思いは同じです。
彼らを支えるには医療と福祉の連携による支援だけでなく、それらを取り巻く家族や近隣地域の支援なくては実現できるものではありません。
特に、在宅での暮らしには、しっかりした医療と早期の対応で生活の安定をはかることへとつながります。
今、こうした重度の精神障害者を在宅で支える医療の取り組みとしてACT(Assertive Community Treatment　地域包括支援)の活動が注目されています。
今回の研修では、在宅での精神障害者を支えるヒントを高木氏が京都市で取り組むACT-Kの実践から学びます。