西宮読書サロンの母体は、1947年(昭和22年)11月(これは終戦の年から2年目)に発足しています。発足当初は現在では想像もできない戦後の混乱時代の出版事情で本のない時代だったため、西宮市立図書館が本を集めることや本の貸し出しの手続きなどで苦労をしているのを目にし、西宮市立図書館の応援団体として民間の有志から本を寄付してもらう事や、貸し出しの保証機関的な役割をになうことを目的に発足させました。それは、現在の会の目的である「本を読んで、それについて話し合う」ではなく「本を手に入れるため、本を読むため」という広義の読書会でした。
その後、社会が安定し、図書館の所蔵図書も充実し、一般への貸し出しも軌道に乗り安定してきたため、1953年(昭和28年)10月28日、それまでの「本を手に入れるため、本を読むため」の会から「本を読みそれについて話し合う」という読書会本来の姿で再出発しています。現行の原則毎月1回例会開催が定着したのは、1957年(昭和32年)3月からです。当初、月によっては1度に2冊の本を読んでくる必要もあったようですが、1959年ごろから毎月1冊というルールが確立されています。そして今日、戦後まもなくの頃からスタートした「西宮読書サロン」は悠に700回を超え、更に次への飛躍を目指しています。
継続こそは力なり まさにこの言葉が当てはまる「西宮読書サロン」です。
団体名称 | 西宮読書サロン |
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連絡先 | |
ホームページ | https://nishinomiyadokusyo.wixsite.com/salon-index/ |
代表者 | 門脇 敏郎 |
フリガナ | カドワキ トシロウ |
代表者 連絡先 | 電話番号0798-72-1860 |