詳細資料_東日本大震災被災者招へい事業
東日本大震災被災地では、発災から4年近くが経過し、仮設住宅においても、自力での生活再建や復興住宅の完成に伴い転居する人々が出てくる一方、高齢者を中心に、引き続き仮設住宅に残らざるを得ない人々もおり、また、地域間で復興公営住宅への移転計画やまちづくり復興計画等の復興ステージの進捗状況に違いが生じるなど、被災者間・地域間の格差もみられるようになってきています。
ひょうごボランタリープラザが支援を続けている被災地の一つに、名取市閖上(ゆりあげ)地区があります。同地区は大震災に伴う津波により多数の犠牲者を出し、現在もほぼ全域が更地のようになっているなど、東日本大震災の被災地の中でも特に被害の大きかった地域の一つです。同地区は、震災後初期の時点では宮城県内でもいち早く復興計画が立てられましたが、その後、様々な課題から大幅に計画が遅れており、復興へはいまだ道半ばの状況にあります。
そこで、同地区の被災者を東日本大震災からの復興支援を通じて絆を育んできた兵庫に招き、阪神・淡路大震災から20年を迎える兵庫の記念行事等への参加や多くの支援団体・関係者との交流を通じて、東日本大震災被災者に地域の復興への思いを深めてもらう機会とするための事業を実施しました。
平成27年1月15日(木)~18日(日) 4日間
宮城県名取市内の被災者 10名
※名取市閖上地区で被災し、現在同市内の仮設住宅等で生活している方々
1月15日(木) | 07:00 19:00 |
宮城県名取市「愛島東部団地仮設住宅」出発(バス移動) 神戸三宮到着(宿舎・神戸東急イン前) |
1月16日(金) | 午前 13:00 18:30 |
自由行動 災害ボランティアフォーラムに参加(神戸クリスタルタワー) 兵庫の被災者支援関係者等との交流会(三宮・東天紅) |
1月17日(土) | 05:46 11:45 14:46 夕方 19:00 |
阪神・淡路大震災1.17のつどいに参加(三宮東遊園地) ひょうご安全の日のつどいに参加(HAT神戸) 阪神淡路大震災1.17のつどい(東日本大震災追悼行事)に参加(三宮東遊園地) 自由行動 神戸三宮出発(バス移動) |
1月18日(日) | 09:00 | 宮城県名取市内「愛島東部団地仮設住宅」到着 |