詳細資料_県民ボランティアバス運行

詳細資料_県民ボランティアバス運行

H30/8/14~8/17 第51回東北ボランティアバスについて

内容

ひょうごボランタリープラザ・県民ボランティアの皆さんは、東日本大震災から7年5か月が過ぎ、8度目のお盆の時期に、51回目となるボランティアバスを宮城県へ実施しました。今回は、仮設住宅での草取りや交流会、そして「神戸・心絆」の皆さんとともに現地の追悼行事を行いました。また、復興公営住宅において、被災者サロンを運営している名取市サポートセンター「どっと.なとり」に協力いただき、これからの復興を被災者の皆さんとともに考えました。

◎期間
平成30年8月14日(火)~8月17日(金) 4日間(現地1泊、車中2泊)
※現地活動 8月15日(水)~8月16日(木)

◎活動場所
宮城県名取市

◎活動内容
(15日)草取り、追悼行事支援活動、被災者との交流活動等
(16日)草取り、被災者と歩いて学ぶ閖上の復興


1日目 8月14日
公募による兵庫県ボランティア等31名がクリスタルタワーを出発し、バス2台で宮城県名取市へ向かいました。



三木市内の倉庫から、「神戸・心絆」の皆さんに準備していただいた竹灯籠をバスに積み込みました。



2日目 8月15日
津波による大きな被害のあった名取市閖上地区で語り部をされている長沼さんから、日和山公園で、震災当時の様子や、現在の被災地の状況などをお聞きしました。
「狭い仮設住宅から広い復興住宅へ移っても、そこにはコミュニティがないので、部屋から出たがらないお年寄りも多い」と話されていました。
そして、兵庫県ボランティアが、平成29年末に植え替えした桜へ水をまきました。



愛島東部団地仮設住宅では、草取りをしたり、午後からの追悼行事の準備を行いました。竹灯籠を一つずつ並べて、「メデシマ アリガトウ ♡ ♡」の文字を作りました。



その後、神戸の「1.17 希望の灯り」で分灯した火を竹灯籠に点灯して犠牲者を追悼し、住民の方と交流を行いました。



3日目 8月16日
2班に分かれ、A班は閖上中央第一団地で草取りを行い、B班は前日行った愛島東部団地仮設住宅での追悼行事の後片付けを行いました。
午後からA班とB班が合流し、名取市サポートセンター「どっと.なとり」の菊地総括から、これまでのあゆみについて説明していただきました。被災された方々や地域の方々とのつながりを深め、安心して暮らせる地域支援活動を長きに渡り継続されており、感銘を受けました。



続いて、東日本大震災の津波により人が住めなくなった土地を活用した「千年希望の丘」を訪れ、慰霊碑に黙祷しました。
また、様々な機能が備わった避難丘や交流センターで、震災の記憶や教訓を学びました。



4日目 8月17日
全ての活動を終え、無事に兵庫へ戻ってきました。
温かく迎えてくださった現地の皆さん、本当にありがとうございました。


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