詳細資料_県民ボランティアバス運行
ひょうごボランタリープラザでは、東日本大震災から8年目を迎え、52回目となるボランティアバスを宮城県へ実施しました。今回は、被災地での清掃活動や交流会、そして「神戸・心絆」の皆さんとともに現地の追悼行事等を行いました。また、閖上地区の復興公営住宅周辺を歩き、被災者とこれからの復興をともに考えました。
◎期間
平成31年3月10日(日)~3月13日(水) 4日間(現地1泊、車中2泊)
※現地活動 3月11日(月)~3月12日(火)
◎活動場所
宮城県名取市 愛島東部団地仮設住宅ほか(11日)、閖上中央第二団地ほか(12日)
◎活動内容
(11日)清掃活動、追悼行事支援活動、被災者との交流活動 等
(12日)清掃活動、被災者と歩いて学ぶ閖上の復興 等
2日目 3月11日
雨が降りしきる中、津波による大きな被害のあった名取市閖上地区で語り部をされている長沼さんから、日和山公園で、震災当時の様子や、現在の被災地の状況などをお聞きしました。
「今日はやはり特別な日。もう復興が終わったと思われがちだが、住んでいる人の気持ちはまだまだ。復興住宅に住んでからが始まり。」と話されていました。
愛島東部団地仮設住宅では、集会所の清掃活動を行ったり、午後からの追悼行事の準備を行いました。竹灯籠を一つずつ並べて、「3.11 メデシマ どうもね~」の文字を作りました。 (※「どうもね~」は仙台弁で「ありがとう」の意味)
3日目 3月12日
2班に分かれ、A班は閖上中央第二団地で道路等の清掃活動を行った後、名取市サポートセンター「どっと.なとり」の閖上サロンで住民の方と交流しました。B班は前日行った愛島東部団地仮設住宅での追悼行事の後片付けを行いました。
午後からA班とB班が合流し、閖上中央集会所で長沼さんから8年前に津波に襲われた時のことや避難所生活などについてお話を聞いた後、被災者の方々と閖上のまちを歩き、復興の様子を確認しました。
名取市立閖上小中学校では、津波で犠牲になった閖上中の生徒14人の名前を刻んだ慰霊碑に黙祷しました。
4日目 3月13日
全ての活動を終え、無事に兵庫へ戻ってきました。
温かく迎えてくださった現地の皆さん、本当にありがとうございました。
仮設住宅での追悼行事はこれで最後になると思いますが、これからも東北を応援していきます。