詳細資料_東日本大震災被災者招へい事業

詳細資料_東日本大震災被災者招へい事業

東日本大震災被災者招へい事業

内容

平成29年度(実施報告)

ひょうごボランタリープラザは、日本イーライリリー株式会社の協力を得て、1月16日から17日にかけて、東日本大震災被災者招へい事業を実施しました。
阪神・淡路大震災から23年を迎えた神戸に、宮城県名取市の被災者の方々9名と、現地で支援している尚絅学院大学の学生等7名を招き、それぞれの震災の犠牲者を悼むとともに、復興について共に学ぶ機会を設け、交流を深めました。
1月16日には、兵庫県ボランティアの方々も交えて神戸市長田区を巡り、復興した街並みを見学しました。東日本大震災発生からまもなく7年目を迎えようとしていますが、名取市は復興の途上であり、参加者の中には仮設住宅で暮らしている方もいます。被災直後から現在の姿に復興するまでの様子を地元の商店主やガイドの方から聴き、自身の体験と重ね合わせ、阪神・淡路大震災の被災者の23年間の苦労に思いを馳せる様子が見られました。見学後には意見交換会を行い、名取市の方から「震災の記憶を言葉で伝えることと物で残すこと、その両方をしなければならないと感じた」という声や、学生から「現地で話を聴くことはとても大切だと思った」という声が聞かれました。また、兵庫県ボランティアからは「阪神・淡路大震災を経験したので被災者のつらさがよくわかる。ボランティア活動を通じて今後も交流を続けていきたい」といった意見が出ました。(写真1~3)
1月17日には、東遊園地で行われた「阪神・淡路大震災1.17のつどい」、HAT神戸で行われた「ひょうご安全の日のつどい」に参加し、阪神・淡路大震災の犠牲者を悼みました。また、神戸・心絆の協力を得て、竹灯籠で3.11の文字を描き、神戸の地から東日本大震災の犠牲者を悼み、復興を祈りました。(写真5)
2日間という短い時間でしたが、東北からの参加者、兵庫県内からの参加者それぞれが震災について考え、互いに励まし、励まされ、復興や防災への気持ちを一層強くした有意義な2日間になりました。


写真1:鉄人28号モニュメントの前に集合

写真2:商店街の店主の方からお話を聴く(大正筋商店街)

写真3:ふたば学舎での意見交換会

写真4:兵庫の支援者との交流会

写真5:HAT神戸にて 東日本大震災の犠牲者を悼む


【 行程概要 】


日程 時間 発/着 場所等 備考

1日目

1月16日(火)

10:25

11:55

13:50

15:00

18:30

出発

到着

到着

 

 

仙台空港(航空機移動)

神戸空港(バスで移動)

復興した長田の街の見学

意見交換会(ふたば学舎)

兵庫の被災者支援関係者等との交流会(東天紅)

 

 

 

 

 

宿泊

2日目

1月17日(水)

 5:46

11:50

 

14:46

 

17:35

18:55

 

 

 

 

 

出発

到着

阪神・淡路大震災1.17のつどい(三宮東遊園地)

ひょうご安全の日のつどい(HAT神戸)

人と防災未来センターとHAT神戸の見学

東日本大震災追悼行事(HAT神戸)

「3.11」の竹灯籠を囲み追悼

神戸空港(航空機移動)

仙台空港

 

 

 

 

 

 

解散


主催:ひょうごボランタリープラザ / 協賛:日本イーライリリー株式会社


過去の開催状況



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