詳細資料_ひょうごボランタリー基金助成事業(NPO法人等向け)
ひょうごボランタリー地域づくりネットワーク会議・ひょうごボランタリー基金助成事業報告会
ひょうごボランタリープラザでは、平成30年度ひょうごボランタリー基金助成事業の実施団体が、事業の成果を発信し、評価と課題の共有を図るため、事業報告会を開催しました。今年度も企業、大学関係者等の参画を得て、ボランタリー活動や地域づくり活動の進展をめざす「ひょうごボランタリー地域づくりネットワーク会議」としても開催し、企業とNPOとの協働事例(2事例)も紹介しました。さらに、「地域福祉と地域づくりの連携の場づくり」の一環として、行政や社会福祉協議会の方も参加し、中間支援NPOとの交流、意見交換を行いました。また、ロビー等でNPO、企業、大学などのボランタリー活動を展示したポスターセッションも行いました。
日時:平成31年2月28日(木)13:00~17:45
場所:神戸クリスタルタワー3F クリスタルホール(神戸市中央区東川崎町1-1-3)
参加人数:112名(助成事業実施団体69名、企業8名、学校3名、行政9名、その他16名、選考委員会委員7名)
<内容>
・事例発表(29団体)と意見交換
・ポスターセッション(21の助成対象団体のほか、企業、大学等)
地域づくり活動NPO事業助成の採択団体29団体が、それぞれの活動の成果について4つの分野ごとにプレゼンテーションを行いました。成功事例だけでなく、上手くいかなかったこと、苦労したこと、今後の課題等も含めての発表に、会場に集まった100人を超える参加者は熱心に聞き入っていました。各分野ごとに意見交換の時間を設け、もっと詳しく知りたいと思ったことや、疑問に思ったこと等について、参加者と発表者が意見を交わし合いました。
-意見交換の一例-
質問:(外国人等のネットワークづくりを支援しているNPOに対し)「食」が中心の起業はありがちだが、それ以外に見つかったものがあれば教えて欲しい。
回答:相談が多いのは起業を伴う外国人労働者の受入の話だが断っている。長く住んでいるお母さんが日本語がそんなにできなくてもできる自営型店舗を支援している。貿易にも取り組みたい。
質問:(外国人のための学び場づくりに取り組んでいるNPOに対し)イベントと起業支援がどうつながっているか教えて欲しい。
回答:外国人の起業に限定せず、地域でやりたいことを応援したい。イベントは日本人と企画することで地域の人や子ども達とつながれる。
質問:(医療・介護・福祉サービスを一体的に提供するための地域づくりに取り組んでいるNPOに対し)古民家を改装して集う集いの場は、徒歩でいける場所にあるのか教えて欲しい。
回答:空き家だが、歩いて来れる人しか現状来れていない。元気な人が来れるような所に造っている。
-事例発表参加団体-
子どもの健全育成・職業能力の開発・雇用拡大を図る活動等分野
農山漁村又は中山間地域の振興と文化・芸術の振興を図る活動等分野
まちづくり・環境保全に関する分野
保健・医療・福祉に関する分野
助成団体からの成果報告以外に、企業2社にもNPOとの協働事例について発表を行っていただきました。
日本イーライリリー株式会社様には、社員が各勤務地域エリアで社会貢献活動を実施するデイ・オブ・サービスの様子を、オリジナルビデオを使ってご報告いただきました。
ネスレ日本株式会社様には、生活の質を高め更に健康な未来づくりに貢献する活動と、購入金額の一部に寄付金が含まれ被災地を支援する製品などをご紹介いただきました。
中間支援活動団体は、防災、地域づくり、ソーシャルビジネス等、ひょうごボランタリープラザの助成を受けている事業について、活動内容を掲示物で発表しました。また、9つの企業、8つの学校にもご参加を頂き、日頃のCSR活動やボランティア活動の成果をご報告いただきました。
-ポスターセッション参加団体-
助成団体
出展企業 ・学校