NPOとの連携強化

NPOとの連携強化

令和元年度

内容

一般法人・公益法人勉強会 ~社団法人・財団法人の設立・運営の入門~
サードセクターの社会での役割が大きくなりつつある中、NPO法人だけではなく、企業、行政、一般財団法人・一般社団法人、社会福祉法人、宗教法人など多様な主体が協働することの必要性が高まっています。しかし、中間支援組織の支援対象はNPO法人に特化されていることも多く、ほかの法人格に関する情報や知識は十分だとは言えません。
そこで、今回は一般法人(一般社団法人・一般財団法人)、公益法人(公益財団法人・公益社団法人)に焦点を合わせ、基本的な知識を習得することを目的に勉強会を開催しました。


日 時 令和元年11月30日(土) 10時~16時
場 所 ひょうごボランタリープラザ セミナー室
参加者 NPO法人、一般法人、公益法人、それらの団体を支援する中間支援組織や士業、行政職員など37名
内 容
1 「非営利法人の中の一般法人・公益法人の基礎」
 岡本 仁宏 氏(関西学院大学法学部 教授、前大阪府公益認定等委員会 委員長)
 一般法人や公益法人はどのような歴史的経緯を経て、現在の制度になったのか。また特定非営利活動法人とはどのように異なるのか、などについて解説いただきました。

2 「公益法人制度の概要」
 福田 泰大 氏(ひょうごボランタリープラザ 元職員)
 兵庫県で公益法人制度の推進に関わる業務を担っている講師から、公益法人の認定基準やその手続き、行政による監督の諸業務について説明いただきました。

3 「全国の公益法人の現状と課題」
 鈴木 勝治 氏(公益財団法人公益法人協会 副理事長)
 実際の認定手続の進め方やそのときの諸課題について、全国の公益法人の相談、セミナー、調査研究、政策提言を担う中間支援組織の立場からご説明いただきました。

4 「公益法人の運営の実際」
 今井 悠介 氏(公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン 代表理事)
 2008年の公益法人制度改革以降から、既存の公益法人からの移行ではなく、公益社団法人を新設。その経験から、特定非営利活動法人と比較しながら、その認定申請や運営について解説いただきました。


過去の連携状況



トップに戻る