詳細資料_市町・市区町社会福祉協議会連携等会議
九州北部豪雨などにおける災害ボランティア活動の現状と課題を踏まえ、各市町の災害対策本部と、社協が中心となって運営する災害ボランティアセンターが連携して対応すること、また、市町域におけるネットワークの構築について具体的に考えることを目的として開催しました。
被災者に必要な支援を届けるために必要となる災害時のボランティア活動の連携協働についての基調講演、災害ボランティアセンターの設置・運営等における市、社協、NPO等との連携についての講演、尼崎市におけるネットワーク構築についての事例報告のあと、市町域でのネットワークの具体化についてグループに分かれて議論が行われました。
日時:平成30年2月26日(月)13:00~17:00
場所:兵庫県福祉センター 多目的ホール (神戸市中央区坂口通2-1-1)
参加人数:84名
テーマ
~市町域の災害ボランティアネットワークの構築をめざして~
コーディネーター
関西大学 社会安全学部 准教授 菅 磨志保 氏
13:00~13:05 | 開会あいさつ 高橋 守雄(ひょうごボランタリープラザ 所長) |
13:05~13:35 | <基調講演> ■「被災者に必要な支援を届けるために」 ・被災者支援の背景と原理について ・被災者支援の態勢の構築 講師:室﨑 益輝 氏(兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科 研究科長・教授) |
13:55~14:45 | <講演> ■「災害ボランティアセンターの設置・運営等における市、社協、NPO等との連携について ・JVOADについて ・被災者支援における「ボランティア(災害ボランティア・NPO)」の位置づけについて ・東日本大震災における災害ボランティア・NPOの活動について ・熊本地震、九州北部豪雨における官民連携について ・平時からの“備え”の取組について 講師:明城 徹也 氏((特非)全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD) 事務局長) |
14:45~15:25 | <事例報告> ■「尼崎市災害ボランティアネットワーク連絡会の取組について」 ・尼崎市災害ボランティアネットワーク連絡会の概要 ・これまでの取組、現状改善、取組の変化 ・災害VC立ち上げ訓練の実施 ・今後の展開 報告者:木崎 貴則 氏(尼崎市社会福祉協議会 地域福祉課長) |
15:35~16:40 | <グループ討議> ■「市町域でのネットワークの具体化について」 ①各地域の市町と社協が災害時に抱える課題(日常のリスクとそれに対する対策の現状を共有する) ②各地域の課題を解決するためにどんな連携(及び連携を促進するための情報共有の場づくり)が考えられるか? ③こうした連携・ネットワークを活用して平時、災害時にどのような取組ができるか? |
16:40~17:00 | まとめ 菅 磨志保 氏(関西大学 社会安全学部 准教授) |
17:00 | 閉会 |