詳細資料_ひょうごボランタリー地域づくりネットワーク会議
ひょうごボランタリー地域づくりネットワーク会議・ひょうごボランタリー基金助成事業報告会
ひょうごボランタリープラザでは、平成28年度ひょうごボランタリー基金助成事業の実施団体が、事業の成果を発信し、評価と課題の共有を図るため、事業報告会を開催しました。今年度も企業、大学関係者等の参画を得て、ボランタリー活動や地域づくり活動の進展をめざす「ひょうごボランタリー地域づくりネットワーク会議」としても開催し、企業とNPOとの協働事例(2事例)も紹介しました。また、ロビー等でNPO、企業、大学などのボランタリー活動を展示したポスターセッションも行いました。
日時:平成29年2月20日(月)13:00~17:00
場所:神戸クリスタルタワー3F クリスタルホール(神戸市中央区東川崎町1-1-3)
参加人数:103名(助成事業実施団体51名、企業5名、学校7名、行政8名、その他の団体25名、選考委員会委員7名)
子どもの健全育成等、まちづくり、農村・中山間地域の振興、医療、福祉、社会教育等の課題に取り組む、地域づくり活動NPO事業助成の採択団体22団体が、それぞれの活動の成果についてプレゼンテーションを行いました。成功事例だけでなく、上手く行かなかったこと、苦労したこと、今後の課題等も含めての発表に、会場に集まった100人を超える参加者は熱心に聞き入っていました。質疑応答の時間には、「自分達も同じような活動をしているのでぜひ頑張って欲しい」「地域の方を活動に巻き込むコツを知りたい」「活動の様子を見に来て欲しい」といった意見・質問が出ました。
また、NPOと連携して社会貢献活動を行う企業2社からCSR活動の成果についての発表がありました。
13:00~ |
・開会あいさつ(ひょうごボランタリープラザ所長 室﨑 益輝) ・団体からの発表(24団体)と分野別の意見交換 |
16:30~ | 助成事業選考委員の講評 |
16:55~ | 閉会あいさつ(ひょうごボランタリープラザ所長代理 鬼本 英太郎) |
会場の質疑応答
•コミュニケーション等の様々な課題に対し、地元の方とどのように取り組んでいるか。
→何度も現地に足を運び、地域づくりをしている団体や自治会の方と話し合いを重ねることで次の段階に進むことができると思う。
•財源はどのようにして運営していこうとしているのか。
→コンサートの入場料やパンフレットの賛助広告、講師派遣費などを得て、事業ごとに赤字とならないように取り組んでいきたい。
選考委員意見
•過去の経験を活かし、事業性が上がっていく、改善していく流れが素晴らしい。
•活動の輪を広げていくことが課題であり、広報の工夫や地域住民をできるだけ巻き込んでいく工夫が大事。
•いくつかの団体が集まって、意見交換やディスカッションをすることで次のステップとなる新たな活動テーマが見つけていけるようにしてもらいたい。
•地域の取組が「行事」から「事業」に変わりつつあり、NPOが「事業」として様々な取組を展開していることは地域社会にとって非常に貴重。
•団体をどう結びつけるかというところから、いかに個人を支援するかということも視野にいれていかないといけない。
中間支援活動助成の実施団体15団体と、企業5社、高校・大学9校は、活動内容を掲示物で発表するポスターセッションを行いました。中間支援団体は、居場所づくり、インターンシップ、地域づくり、子育て等について、企業はCSR活動について、高校・大学はボランティア活動等について、積み上げてきた活動の成果を報告し合いました。
子どもの健全育成・職業能力の開発・雇用拡大を図る活動等分野
まちづくり・災害救援・地域安全に関する分野
農山漁村又は中山間地域の振興と文化・芸術の振興を図る活動等分野
企業とNPOの連携等
保健・医療・福祉・社会教育に関する分野
出展企業
出展大学・高等学校