プラザからのお知らせ
ひょうごボランタリープラザではボランタリー活動の担い手確保や多様な主体の交流・連携に向けた新たな場づくりを促進し、地域団体や企業、行政との連携、協働の強化に取り組んでおります。
今年度は、但馬県民局主催の「たじま交流フェスタ」において行政と地域づくり活動団体をつなげ、但馬における主体的な地域づくり活動をさらに発展させるため、地域特性を活かした活動をされている方々による事例発表等を通して、団体相互の連携やノウハウの共有を図る地域連携強化事業を開催しました。
日 時:令和6年3月2日(土)13時00分~16時30分
場 所:但馬文教府ふるさと交流館多目的ホール( 豊岡市妙楽寺41-1 )
主 催:兵庫県但馬県民局
共 催:兵庫県社会福祉協議会ひょうごボランタリープラザ
参加人数:78名(ボランティアグループ、地域団体、NPO、大学生等)
◆表彰式
兵庫県知事表彰(自治賞、こうのとり賞、くすのき賞、のじぎく賞)
◆コミュニティづくり活動者によるトークセッション
【登壇者】
◇NPO法人コミュニティアートセンタープラッツ 仲山 啓一郎氏
◇おむすびの会 川見 えりか氏
◇フリーランス・パティシエ ゴージャス☆和代氏
◆ワークショップ「想いを共に実現する仲間づくり」
◇関西大学社会学部教授 草郷 孝好氏
但馬地域で地域特性を活かしたコミュニティづくりをされている、
NPO法人コミュニティアートセンタープラッツ 仲山啓一郎さん
地域子育てコミュニティ「おむすびの会」 川見絵里香さん
パティシエで豊岡市地域おこし協力隊 ゴージャス☆和代さん
の3名からお話をお聞きしました。
トークセッションの内容は、
・活動をはじめたきっかけ、今の活動状況
・今までの活動の中でぶつかった課題や今抱えている課題、悩み
・地域の人や他の団体と一緒に活動した時、大変だった、失敗したこと
・今のこの道を選んでいなかったらどんな道になっていたか。
他の選択肢はどんなものがあったか。
などについてお話いただきました。
成功したお話を聞くだけではなく、活動の中でぶつかった悩みや課題、今悩んでいること、のお話は、参加者からも「うんうん」と頷いて聞いている方の姿が多く見られました。
トークセッションでお話いただいた内容が、後半のワークショップに活かされ、参加者からも悩んでいることや課題について話しやすい雰囲気となりました。
「想いを共に実現する仲間づくり」をテーマとして、新但馬地域ビジョン検討委員や大学生等が各班のファシリテーターとなり、9班に分かれてワークショップを行いました。
「団体同士が連携・協働すると、なぜ良いの?」「どうすればいい連携ができるの?」「(たじまで)あなたは、どんな連携をしたい?」について話し合いました。
各班の発表では、地域団体が集うワークショップに参加することが初めての団体もあり、「お互いの取組を話す機会があることで、活動がつながっていくことに気付けた」という意見がありました。
他には、
・新しい事業の提案ができた
・自団体の取組と他の団体の取組と一緒に事業ができるかもしれない
・自団体で課題と思っていたことが、他の団体の取組を聞いて解決できそうだ
・まずはお互いの活動に参加してみることから始める
といった声を聞くことができました。
閉会後は、気になる団体に声を掛けたり、連絡先を交換する光景がありました。
これからの但馬地域における連携・協働につながる、大変充実した交流の場となりました。