詳細資料_災害救援ボランティア活動支援関係団体連絡会議

詳細資料_災害救援ボランティア活動支援関係団体連絡会議

平成30年度

内容

災害時における災害救援ボランティアが最大限の力を発揮できるよう、支援関係機関・団体が平時からの意見・情報交換、課題の検討等を行い、相互ネットワークを強化することによって、災害時においてそれぞれの持つ特性・資源・能力を活かした迅速かつ効果的な支援体制を構築するため「災害救援ボランティア活動支援関係団体連絡会議(以下「支援団体連絡会議」という。)」(委員長 室﨑益輝教授)を設置しています。


平成30年度

1 災害救援ボランティア活動支援関係団体連絡会議


平成30年7月豪雨等での教訓も踏まえ、南海トラフ地震等の災害が県内で発生した際、県内外の災害ボランティアが最大限の力を発揮できるよう支援団体連絡会議を開催し、9月28日(金)クリスタルホールで南海トラフ巨大地震を想定して実施する「第1回大規模災害を想定した災害救援ボランティア連携訓練」及び平成30年7月豪雨における各団体の取組について情報交換を行いました。


日時・場所等


日 時:平成30年8月7日(火)10:00~12:00
場 所:神戸クリスタルタワー3階 クリスタルホール(神戸市中央区東川崎町1-1-3)
出席者:40名





内容


  ひょうごボランタリープラザ所長 高橋 守雄 挨拶

 【事務局からの報告】
  新規参画委員の紹介
     ・特定非営利活動法人コミュニティアートセンタープラッツ
     ・一般社団法人ウイズささやま
     ・近畿災害対策まちづくり支援機構
     ・認定特定非営利活動法人 まち・コミュニケーション

 【議題】
  (1) 支援団体連絡会議 訓練の実施
     訓練内容について意見交換
     ・ワーキンググループ案
     ・概ね3年計画での訓練実施
     ・1年ごとのねらい・テーマ
     ・市町域と県域の訓練を併せて実施
     ・参加対象、訓練全般  等

    (平成30年度の実施)
     ・日時:平成30年9月28日(金)10:00~16:30
     ・場所:神戸クリスタルタワー3階クリスタルホール(神戸市中央区東川崎町1-1-3)
     ・内容(検討案):
        南海トラフ巨大地震の発生から2週間後~1ヶ月後を想定して実施
        県域のグループ、市町域のグループによるグループワークを実施
     ・参加対象・人数:
        市町(防災、ボランティア関係部局)職員、市区町社協職員、支援団体連絡会議構成員、
        NPO、学識者等・約100名 

  (2) 平成30年7月豪雨における支援団体連絡会議での対応と各団体の取組
    【平成30年7月豪雨災害における各団体の取組】
      各団体から平成30年7月豪雨災害における取組を報告
     ・ひょうごボランタリープラザ事務局長 柳瀬 長明
     ・全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)理事 阪本 真由美 氏
     ・被災地NGO恊働センター代表 頼政 良太 氏
     ・大学コンソーシアムひょうご神戸 副事務局長 中水 かおる 氏、東末 真紀 氏
     ・兵庫県社会福祉協議会 地域福祉部長 岩木 久敏 氏
     ・神戸市社会福祉協議会 地域支援部長 福井 徹 氏
     ・兵庫県企画県民部防災企画局防災企画課 副課長 西島 健治 氏


〔参考〕


2 災害救援ボランティア活動支援関係団体連絡会議の参画訓練の実施
  (兵庫県但馬地域合同防災訓練 香美町災害ボランティアセンター設置・運営訓練への参加)

支援団体連絡会議では、災害時に機能する平時からの連携・協働の体制づくりを強化するため、初動時の連絡会議の対応をシミュレーションするとともに、兵庫県但馬地域合同防災訓練において行われた香美町災害ボランティアセンター設置・運営訓練に現地支援スタッフを派遣する訓練を実施しました。

日時・場所等

日 時:平成30年9月2日(日)11:00~13:00
場 所:香美町立香住小学校
内 容:香美町災害ボランティアセンター(香美町社協)への現地支援スタッフ派遣
参加者:ひょうごボランタリープラザ 2名


3 第1回大規模災害を想定した災害ボランティア連携訓練の実施

支援団体連絡会議では、南海トラフ巨大地震に備え、平時から県市町災害対策本部・市町社協・NPO等が連携し、災害ボランティア支援の仕組みづくりや人材育成を促進するため、今年度から初めて市町域、県域、県外との「つながり」を意識した災害ボランティア連携訓練を実施しました。
今回の訓練では災害ボランティアセンターの役割や県域ネットワークの講義、熊本地震の事例報告から災害ボランティアセンターの役割や多様な主体によるネットワークの必要性等を学んだ後、大災害時の広域的な連携を体験するため、淡路から但馬までの県民局地域ごとの班に分かれ、南海トラフ巨大地震の発生から2週間~1か月後の実際の被害予測に基づき、グループワークを実施しました。
その後、県・市町災害対策本部、市町社協、災害救援NPO、学識者など参加者の多様な主体による「南海トラフ巨大地震・兵庫情報共有会議」を開催し、各地域で検討した支援プログラムや、県支援センターの支援策について情報を共有しました。

日時・場所等

日 時:平成30年9月28日(金)10:00~17:00
場 所:神戸クリスタルタワー3階 クリスタルホール(神戸市中央区東川崎町1-1-3)
参加者:支援団体連絡会議構成員、市町・市町社協・県民局県民センター職員、NPO、学識者 等
    128名


内 容(プログラム)

【オープニング】
 趣旨・「兵庫県災害救援ボランティア活動支援関係団体連絡会議」の説明・オリエンテーション
   ひょうごボランタリープラザ所長 高橋 守雄 

【講義】
 (1) 災害ボランティアセンターの役割・県域ネットワーク会議の必要性等
   講師
   ・にいがた災害ボランティアネットワーク 理事長 李 仁鉄 氏
 (2) 事例紹介「熊本地震災害での情報共有」
   事例報告者
   ・にいがた災害ボランティアネットワーク 理事長 李 仁鉄 氏
   ・全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD) 事務局長 明城 徹也 氏
   ・熊本県こども総合療育センター 事務部長(前熊本県福祉のまちづくり室 室長) 木村 忠治 氏

【訓練】
 (1) 被害想定
 (2) ワークⅠ[市町域の被災者ニーズと地域資源の洗い出し]
   ニーズと地域資源を洗い出す
 (3) ワークⅡ[市町域でのニーズの仕分け]
   ニーズを解決できるセクターに振り分ける
 (4) ワークⅢ
   〈市町域団体〉[支援プログラムの検討]
   〈連絡会議〉[県域での支援方策の検討]
 (5) ワークⅣ[南海トラフ巨大地震・兵庫情報共有会議]
   県域の情報共有会議

   ファシリテーター
   ・被災地NGO恊働センター 代表 頼政 良太 氏
   被害想定説明
   ・兵庫県企画県民部防災企画局防災企画課 防災計画班長 森口 芳隆 氏
   テーブルファシリテーター
   ・ワーキンググループメンバー他
   アドバイザー
   ・全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD) 事務局長 明城 徹也 氏
   ファシリテーショングラフィッカー
   ・神戸まちづくり研究所 理事・事務局長 浅見 雅之 氏

【振り返り】
(1) グループ内共有
(2) 全体共有
   ファシリテーター
   ・にいがた災害ボランティアネットワーク 理事長 李 仁鉄 氏

【講評】
   ・兵庫県立大学大学院 減災復興政策研究科 研究科長・教授 室﨑 益輝 氏
   ・全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD) 事務局長 明城 徹也 氏

〔参考〕


過去の開催状況

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