詳細資料_災害救援ボランティア活動支援関係団体連絡会議
災害時における災害救援ボランティアが最大限の力を発揮できるよう、支援関係機関・団体が平時からの意見・情報交換、課題の検討等を行い、相互ネットワークを強化することによって、災害時においてそれぞれの持つ特性・資源・能力を活かした迅速かつ効果的な支援体制を構築するため「災害救援ボランティア活動支援関係団体連絡会議（以下「支援団体連絡会議」という。）」（委員長 室﨑益輝教授）を設置しています。
これまでの災害の教訓も踏まえ、大規模災害が県内で発生した際に県内外の災害ボランティアが最大限の力を発揮できるよう、意見・情報交換、課題の検討等により平時からのネットワーク強化を図るため、10月11日(月) に当プラザ・セミナー室を配信会場にして、オンラインで支援団体連絡会議を開催しました。
新型コロナウイルスが猛威を振るう中、昨年・今年と全国各地で発生した大規模な水害を受けて、今回の支援団体連絡会議は「コロナ社会における災害時の被災者支援について」をテーマに、コロナ禍における自然災害発生時の災害支援取組事例等を通じ、各機関・団体の連携や支援のあり方について情報共有しました。また、12月に開催予定の「大規模災害を想定した災害ボランティア連携訓練」の実施内容についても意見交換を行いました。
日 時：令和３年１０月１１日（月）14:00～16:00
場 所：ひょうごボランタリープラザ セミナー室／オンライン（Zoom）
出席者：36人
【開 会】
挨 拶：ひょうごボランタリープラザ所長 高橋 守雄
進 行：委員長 室﨑 益輝 氏（兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科 研究科長・教授）
【報 告】
「コロナ社会における災害時の被災者支援について」
■令和3年大雨災害におけるコロナ禍での武雄市災害ボランティアセンターの設置・運営について
〇社会福祉法人 武雄市社会福祉協議会 事務局長 水町 直久 氏
〇（武雄市）理学療法士 豊村 貴司 氏
■全国災害ボランティア支援団体ネットワーク（JVOAD）の取り組みについて
〇全国災害ボランティア支援団体ネットワーク 事務局長 明城 徹也 氏
【情報提供】
■社協における災害ボランティアセンター活動支援の基本的考え方
〇兵庫県社会福祉協議会地域福祉部 部長 戸田 達男 氏
【議 題】
「令和3年度大規模災害を想定した災害ボランティア連携訓練」の実施について
＜参 考＞
日 時：令和３年１２月２０日（月）10：15～16：00
場 所：①会 場
神戸クリスタルタワー3階クリスタルホール（神戸市中央区東川崎町1-1-3）
②オンライン（Zoom）※10：15～12：00 講義部分のみ配信
参加者：支援団体連絡会議構成員、市町、市町社協、県民局県民センター職員、NPO 等
６６団体 １１８名
開会挨拶
講義
実践報告
鼎談
グループワーク
グループワーク
グループ発表・全体共有
講評
【開会・オリエンテーション 等】
挨 拶：高橋 守雄（ひょうごボランタリープラザ所長）
【講 義】
■地域とともに多様な団体・組織と進める別府市インクルーシブ防災 “誰ひとり取り残さない防災”
〇大分県別府市 防災局 防災危機管理課 防災推進専門員 村野 淳子 氏
【実践報告】
■神戸市北区北五葉地区での要配慮者支援の取り組みについて
〇神戸市北区北五葉地区 ふれあいのまちづくり協議会 災害時要援護支援者対策事業事務局 担当 村上 朱美 氏
【鼎 談】
■平時及び災害時の要配慮者支援活動における各機関・団体間の連携、防災分野と福祉分野の連携することの重要性について
進 行：松川 杏寧 氏（防災科学技術研究所災害過程研究部門 特別研究員）
発言者：村野 淳子 氏（別府市 防災局 防災危機管理課 防災推進専門員）
発言者：村上 朱美 氏（神戸市北区北五葉地区 ふれあいのまちづくり協議会 災害時要援護支援者対策事業事務局 担当）
【訓 練】グループワーク
大規模な浸水被害を想定、災害時（避難生活時）における要配慮者への行政・社協（災害ＶＣ）、災害支援関係団体等の連携を通じた支援の方法やコーディネーションについて学ぶ。
①在宅避難者（個人）の環境改善支援
②集落内在宅避難中の住民への支援
③要配慮者支援を中心とした、避難場所の環境改善対策
▷コーディネーター
頼政 良太 氏（被災地NGO協働センター 代表）
▷助言者（五十音順）
浅見 雅之 氏（神戸まちづくり研究所 理事・事務局長）
田中 綾子 氏（関西国際大学 講師）
戸田 達男 氏（兵庫県社会福祉協議会 地域福祉部長）
野崎 隆一 氏（ひょうご市民活動協議会 運営委員）
松川 杏寧 氏（防災科学技術研究所災害過程研究部門 特別研究員）
松浪 豊 氏（丹波市社会福祉協議会 事務局次長）
村野 淳子 氏（別府市防災局防災危機管理課 防災推進専門員）
【グループ発表・全体共有】
支援の課題やアイデア、対策をグループごとに発表。
【講 評】
室﨑 益輝 氏（兵庫県立大学大学院 減災復興政策研究所 研究科長・教授）
頼政 良太 氏（被災地NGO協働センター 代表）
